有機農業を全国へ 下野政務官、生産者らと意見交換(宮崎県・綾町)
下野六太農林水産大臣政務官(公明党)はこのほど、化学肥料や農薬などの合成化学物質を使わない自然生態系農業(有機農業)に長年取り組む宮崎県綾町を訪れ、生産現場を視察するとともに、籾田学町長や生産者らと意見交換。島田健一・宮崎市議が同行しました。
下野氏は、地元の有機野菜を使った健康食を提供する「薬膳茶房オーガニックごうだ」をはじめ、有機にんじんやレタスなどを生産する「松井農園」や「オーガニックファーム綾」を視察。その後、町役場で籾田町長や若手農業者6人と懇談し、「難しい有機農業への新規就農者を増やすには公的な育成機関が必要」「負担が大きい各地への送料に何らかの支援策がほしい」などの切実な要望が寄せられました。
視察を終えた下野氏は、「綾町のように自治体が主体となって有機農業に取り組む仕組みを全国に普及していきたい」と述べていました。
(2021/12/4公明新聞より)