子育て家庭を応援 新生児に10万円、18歳以下に2万円(福岡県糸島市)

福岡県糸島市では現在、新型コロナウイルスの影響により経済的な負担を抱える子育て家庭を応援するため、新生児1人につき10万円を給付する「市新生児特別給付金」と、18歳までの子どもに1人2万円を支給する「市子育て世帯応援金」を設けています。両制度の実現を推進してきた市議会公明党の笹栗純夫、並里弘二の両議員はこのほど、市の担当者に話を聞きました。

市新生児特別給付金は、国の特別定額給付金の基準日より後の4月28日~2021年4月1日に生まれた新生児が対象。今月12日までに275件の給付が完了しました。

市独自の制度である子育て世帯応援金は、幅広い年齢の子どもに支給するもので、所得制限を設けていないのが特長です。

市新生児特別給付金については、並里議員が6月、国の特別定額給付金の対象外となった新生児に対し、市として支援を行うよう主張。市議会公明党としても、8月に市長に緊急要望を行っていました。

また、子育て世帯応援金は、笹栗議員が7月の市議会臨時会で実現を後押ししていました。

笹栗、並里の両議員は、「コロナ禍で厳しい環境の中でも、安心して子どもを産み育てることができるよう、今後も支援に尽力していく」と語っていました。

(2020/11/18公明新聞より)

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