地元高校生が東欧のベラルーシ交流事業に初参加。報告会に麻生県議も参加(長崎県)
全国各地の高校生を東欧のベラルーシに招く国際交流事業に今年夏、初めて長崎県の高校生が招待され、7月24日から12日間の交流に参加した県立長崎東高校国際科2年の生徒5人がこのほど、県庁で現地での活動報告会を行いました。
これには長崎県からの初参加を後押ししてきた公明党県議団の麻生隆団長も同席しました。
ベラルーシの首都・ミンスクの教会では、長崎の有志が約20年前に贈ったとされる、原爆により被爆した浦上天主堂の鐘の複製を見学したことを報告。「ベラルーシと長崎のつながりに感動した」と語りました。
また、被爆地・長崎の復興の歩みなど歴史を紹介する機会もあり、「上手に話すことより伝えようという気持ちが大切だと学んだ」などと語っていました。帰国後、海外の現地で貧困支援に携わる仕事がしたいと夢を描く生徒もいました。
池松誠二教育長は「これからも世界に関心を持ち高校生活を送ってほしい」と語り、麻生団長も「今回の経験を生かした活躍を」と期待を寄せました。
(2019/10/30公明新聞より)