食育を兼ねた子ども食堂 鯨肉を食材に料理教室も 公明市議が一貫して後押し(長崎市)

長崎市立城山小学校の放課後子ども教室「城山スクール」はこのほど、食育と料理体験を兼ねた子ども食堂を淵地区ふれあいセンターで開催しました。子ども食堂の開設などに尽力してきた公明党の山本信幸市議が視察しました。

ボランティア団体の城山スクールは、城山小学校の児童を対象に週2回、放課後の学習支援を実施。また企業から寄せられた食品を無償提供するフードバンク団体や、九州調理師専門学校などと連携し、子どもが自分で食事を作って食べる料理体験と、食育を兼ねた子ども食堂を月2回開催しています。

この日の食材は、長崎県で消費量日本一とされる鯨肉。保護者も含め約50人が参加しました。県内で古くから鯨の食文化が受け継がれてきた歴史などを学んだ後、九州調理師専門学校講師の指導の下、鯨の赤身を使ったカツや皮を使った肉じゃが、みそ汁の調理に挑戦。「やわらかくておいしいね」などと、友達と楽しそうに話していました。

城山小学校の子ども食堂については山本市議が、親が夜に仕事がある家庭などへの支援として子ども食堂の開設を一貫して推進。食文化発展などの観点から今回の企画の開催も後押ししてきました。

(2020/1/29公明新聞より)

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