中学の制服、選択制導入 機能性・性の多様性を重視(福岡県・太宰府市)

 福岡県太宰府市は今年度から、機能性や多様性を重視した新制服を市立中学校4校で導入し、生徒や保護者らに喜ばれています。制服の刷新を推進してきた公明党市議団の、おばた真由美市議(市議選予定候補)はこのほど、市役所で担当者に話を聞きました。

 従来の制服は、学校ごとに制服が異なっており、学校間での価格差や性の多様性への配慮などが課題になっていましたが、新制服では、4校統一でブレザータイプが導入され、スラックスとスカートのどちらかを選べるようになりました。。

 ネクタイとリボンは各校で色違いで、市内在住の小学生が考案した梅と筆をモチーフにしたデザインを採用。移行期間の2026年までは、従来の制服も着用できます。

 おばた市議は19年9月の定例議会で、LGBTなどの性的少数者への配慮や寒さ対策など機能性の観点から、選択可能な制服の導入を訴えていました。

(2021/11/18公明新聞より)

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