三池炭鉱の歴史を後世に 石炭産業科学館をリニューアル(福岡県・大牟田市)
福岡県大牟田市岬町にある「市石炭産業科学館」がリニューアルオープンしたのを受け、このほど公明党大牟田市議団(三宅智加子団長)が現地を視察しました。
同館は、1997年3月に閉山した「三池炭鉱」の価値や歴史を後世に伝え残すため、95年7月に開設されました。今回のリニューアルは、2015年7月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されたことに伴うものです。
地下1階にあるインフォメーションコーナーと円形ホールを改装し、世界遺産に関するガイダンス機能を備えた展示パネルや、市全体を博物館に見立てる「フィールドミュージアム」も新設された。坂井義哉館長は「日本の近代化と人々の生活になくてはならなかった三池炭鉱の歴史を、多くの人に知ってほしい」と語りました。
公明党市議団はこれまで市議会定例会で、同館でのイベント開催を訴えるなど、三池炭鉱の歴史を風化させない取り組みに尽力してきています。
(公明新聞2021/4/28より)