当選した4氏が、党員、支持者の思いを背に始動!
衆院選の九州・沖縄ブロックで当選した公明党の浜地雅一、吉田宣弘、金城泰邦、吉田久美子の各氏は、公約の実現に向け、各地で視察や聞き取り調査に全力を挙げています。
■旅行業者にきめ細やかな支援届ける/浜地雅一衆院議員
浜地雅一衆院議員は、コロナ禍で大打撃を受けている旅行業界の窮状打開に向け、6日、福岡市博多区を訪れ、旅行代理店の経営者と、経営状況や業界の現状について意見交換しました。
経営者は、国内でコロナの感染者数が減少傾向にあるが、インバウンド(訪日外国人客)や海外への旅行者が顧客のほとんどを占めていたため、「売り上げ回復は、まだまだ厳しい」と説明。ほぼ売り上げがない状況が昨年から続いており、持続化給付金や実質無利子・無担保融資を活用して、必死でこらえている経営者の苦悩を吐露。今後は、メインの顧客を国内に変化させることも視野に入れているとのことした。
浜地氏は意見交換後、「旅行業界の中でも事業者によって、さまざまな状況がある。きめ細かな支援を届けられるように全力を尽くす」と語りました。
■コロナ克服、宿泊業の再生へ/吉田宣弘衆院議員
吉田宣弘衆院議員は8日、熊本県玉名市のホテルを訪れ、総支配人から、コロナ禍で打撃を受けた旅館やホテル業界の窮状を聴取するとともに、旅行や観光を誘致する取り組みに関する要望を受けました。徳村登志郎市議が同行しました。
支配人は「市内のほとんどの旅館で昨年の収入が前年比の2割程度だった」と窮状を説明し、「雇用調整助成金の延長により、助けられた」と謝意を。また、「県内に限定している割引やサービスを、九州各県や沖縄から訪れた観光客にも適用してほしい」と訴えました。
吉田氏は「観光産業は成長戦略の柱であり、今後も政府与党が一体となって支えていかねばならない」と強調し、「現場のニーズに応えられるよう国で協議し、一日も早く対策を進めていきたい」と語った。
■元気な沖縄へ「首里城再建」後押し/金城泰邦衆院議員
金城泰邦衆院議員は8日、正殿をはじめ6棟が全焼した2019年の火災から2年が経過した首里城公園(那覇市)を訪れ、政府と県が再建作業を公開する「見せる復興」の取り組み状況を確認しました。
金城氏は、首里城内の奉神門から正殿遺構(世界遺産)までの区間に設けられた仮設デッキを歩き、26年までにめざす正殿復元などの再建計画や、火災当時を伝えるパネルの内容について同園担当者から説明を受けました。県内外から訪問する来場者へ再建の過程を伝えることが目的で、担当者は「今しか見られない首里城の姿を伝えたい」と。
金城氏は、同園内にある売店で減少が続く集客状況や、御茶屋御殿復元期成会の関係者らと意見を交わし、「必ず元気な沖縄観光を取り戻し、琉球文化の歴史を伝える首里城と御茶屋御殿をはじめ関連施設の再建を後押しする」と決意を示しました。
■孤立する子守る環境整備を/吉田久美子衆院議員
吉田久美子衆院議員は4日、福岡市中央区にある市立中央児童会館「あいくる」を視察し、コロナ禍における子育て支援の状況について、館長らと意見交換を行いました。これには、大石修二市議が同行しました。
同館は、0~18歳の子どもを対象に、遊びや学習の場の提供、子育て支援事業、乳幼児の一時預かり事業などを実施しています。館長らは、コロナ禍の影響で子ども間、保護者間の交流が減り、同館の利用者数が激減したと説明。「誰かに相談できる機会が減り、子どもも保護者も不安を抱えているはず。(同館を)子どもや保護者が安心できる居場所にしていきたい」と語りました。
吉田氏は視察後、「今、コロナ禍で孤立しやすい子どもや保護者に寄り添う支援が求められている。現場の声を踏まえ、さらなる環境整備に取り組んでいく」と応じました。
(2021/11/14公明新聞九州・沖縄版より)