市営の買い物バス快走 高台に“生活の足”10人乗り(北九州市)
北九州市若松区で先ごろ、市営バスによる「お買い物バス」の運行が始まり、利用者から喜ばれています。高台のある区内の東部地域を走るもので、通院や買い物に行く際の「生活の足」として期待されています。
同地域には道幅が狭い場所もあり、大型バスの通行が困難なため、市は10人乗り(ドライバー含む)の小型バスを導入。市交通局によりますと、公営で10人乗りのバスを運行するのは全国でも珍しいということです。
運行は日曜、祝日、休日を除く月~土曜日で、「石峰山コース」(約7キロ=1日4往復)と「高塔山コース」(約5キロ=1日6往復)の2路線が設けられています。
地域住民の一人は、「バスに段差もなく、外出に便利で本当に助かっています」と語っていました。市営バスについては、公明党の本田忠弘市議が、交通弱者を支えるために重要であると議会質問で訴え、党市議団としても、毎年の予算要望で市営バスによる買い物支援を求めていました。
(2020/12/3公明新聞より)