避難所の小学校にマンホールトイレ (熊本県・益城町)

 熊本県益城町は先ごろ、災害時の避難所に指定されている町立広安小学校、益城中央小学校にマンホールトイレを10基ずつ整備しました。事業を推進してきた公明党の吉村建文町議はこのほど、町役場仮設庁舎を訪れ、担当者から話を聞きました。

 同トイレは、マンホールのふたを開け、その上に洋式便座と簡易テントを組み立てて使うもの。排せつ物を下水道管に直接流せるため、日常利用しているトイレに近い使用感と衛生環境を確保できます。また、10基のうち2基分は、車いすでも入れる大型のテントになっています。

 吉村町議は、2018年3月の定例議会で、指定避難所となっている小中学校に同トイレを整備するよう提案。その後も議会で重ねて訴えるなど、精力的に取り組んできました。

(2021/6/10公明新聞より)

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