パートナーシップ制度導入 県内一般市町村では初(福岡県古賀市)

福岡県古賀市は今年度から、LGBTなどの性的少数者のカップルなどを公的に認定する「パートナーシップ宣誓制度」をスタートしました。県内の一般市町村としては初の制定です。

同市のパートナーシップ宣誓制度では、LGBTなど性的少数者同士のカップルや異性同士の事実婚カップルを行政が公認し、宣誓書受領証と受領カードを発行します。宣誓の対象は、どちらも成人で、配偶者がおらず、片方が市民、もしくは市に転入予定であることなどです。

また、市は福岡市との間で相互利用に関する協定書を締結しており、受領証を持つカップルが両市間で転居した場合、そのまま使うことができます。

公明党の平木尚子市議は、LGBTに関する市民相談が増えたことをきっかけに、昨年6月にLGBT当事者が集まる勉強会に参加。現場の声を基に、同9月定例議会の質問でパートナーシップ宣誓制度を導入する重要性を訴えていました。

(2020/6/10公明新聞より)

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