難病対策の強化さらに 党北九州市議団が相談支援センターを視察(福岡県北九州市)

公明党北九州市議団(山本真智子団長)はこのほど、同市小倉北区の「北九州市難病相談支援センター」を訪れ、関係者から話を聞きました。

この施設は2017年10月、福岡県内2カ所目の難病相談窓口として支援業務をスタートしました。18年4月からは、難病の医療費助成に関する権限が、県から政令市へ移譲されたことに伴い、医療費助成の認定審査や医療費の給付を行っています。

相談支援と認定審査の業務がセンター内に集約されていることから、難病患者や家族への細やかな対応が可能となっています。

一行は、同センターの田原裕所長らと、難病対策の現状や、就労に関する相談体制について意見を交換。視察後、山本団長は「難病支援をより一層強化するとともに、拠点となるセンターのさらなる周知に取り組んでいく」と語りました。

難病対策については、党市議団が一貫して推進。15年9月議会では、松岡裕一郎議員が、「専門的な相談や支援を常時行うための場所が少なく、難病患者への相談体制を強化すべきだ」と主張。市が新たな拠点づくりの考えを示していました。

(2019/12/25公明新聞より)

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