インフルエンザ同時流行防ぐ 65歳以上の予防接種無料化(大分県佐伯市)

新型コロナウイルスとインフルエンザが同時流行するのを防ぐため、大分県佐伯市は10月から、65歳以上の高齢者のインフルエンザワクチン接種費用を無料化します。9月の定例議会で公明党の浅利美知子市議の質問に対し市が表明しました。

佐伯市の高齢者人口は2万7774人で、高齢化率は39・7%(8月末現在)。昨年度は1万7364人の高齢者が接種を受けており、接種率は約63%。

市内に住む70歳代の夫婦は「無料化はとてもありがたい。早めに予防接種を受けようと思う」と話していました。

浅利市議は9月の定例議会で「コロナ禍の中での対策としてワクチン接種を無料にする考えはないか」とただし、市長から高齢者の接種について「令和2年度限りの措置として、全額市負担とする」との答弁を引き出していました。

(2020/9/22公明新聞より)

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