公明党の署名運動で無料化実現のピロリ菌検査 早期発見にもつながる (熊本県荒尾市)

公明党の俣川勝範、中野美智子の両市議は、党員、支持者らと共に、2016年にピロリ菌の感染検査実施とその助成を求める署名運動を展開。両市議は定例議会でも同趣旨の質問を重ねて要請するなど、精力的に市議会で訴えてきました。これが実り、荒尾市は18年度から40歳以上を対象としたピロリ菌検査の無料実施を開始しました。19年度からは中学3年生も対象に加えました。

この署名運動に参加した党員が、「署名運動までやったのだから、自分も検査を受けてみようかな」。そう思い立って昨年6月、集団検診の実施会場を訪問。検査の結果、ピロリ菌の感染はなかったものの、胃の入り口付近にがんが見つかりました。幸い初期段階だったため、内視鏡による摘出手術で身体的な負担も少なく処置でき、現在も経過は良好だということです。

ピロリ菌は、胃の粘膜に生息する、らせん形の細菌です。感染すると胃の粘膜に炎症を引き起こし、放っておけば胃潰瘍や胃がんの原因になるものです。ピロリ菌の有無を検査して陽性だった場合、医療機関で除菌治療すれば、胃がんなどの発生を抑制することにつながります。

(2020/1/22公明新聞より)

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