交通事故の怖さ実感 公道で安全教室開催 提案の公明市議らが視察 (熊本県天草市)

熊本県天草市と同県警天草警察署はこのほど、出合い頭の交通事故などの危険性を知ってもらうため、市道の一部を通行止めにし、スケアード・ストレート方式による交通安全教室を開催しました。

スケアード・ストレートとは「恐怖を実感する」という意味。スタントマンの実演による交通事故の再現を通じて、参加者に事故の衝撃や怖さを実感してもらい、交通安全の意識を高めることを目的としているものです。

同署によると、公道を利用した同方式の安全教室は県内初の試み。市議会公明党の赤木武男議員が視察したほか、交通関係者や地元住民らが参加しました。

見通しの悪い丁字路で行った実演では、初めに交通ルールに則した正しい安全運転マナーを紹介した後、出合い頭に起こる事故を再現。激しい衝突音が響き渡り、回転しながら地面に倒れ込むスタントマンの姿に、参加者からどよめきが起こりました。

実演の様子は交通安全教育・啓発用のDVDとして活用される予定です。

赤木議員は2018年6月の定例議会で、スケアード・ストレート方式による交通安全教室の開催を提案。市側から前向きな答弁を引き出すなど、同教室の実施を後押ししてきました。

(2019╱11╱18公明新聞より)

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