宮崎市

1通の手紙から安心と希望の道ひらく ワクチン再接種を助成(宮崎市)

宮崎市は今年度から、骨髄移植や、さい帯血移植など造血幹細胞移植により、定期予防接種で得ていた免疫が低下または消失してしまった市民に対し、年齢制限を設けることなく、ワクチンの再接種に必要な費用を助成しています。同事業を推進してきた市議会公明党の吉田正樹議員はこのほど、相談者で市内在住の女性のもとを訪れ、実現した喜びを分かち合いました。

昨年2月、吉田議員にこの女性から1通の手紙が届き、女性自身も造血幹細胞移植を受けた当事者の一人で、ワクチンの再接種を目前に控えているが、宮崎市では再接種の費用が自己負担で、当事者にとって多額の費用が家計の大きな負担になっていることがつづられ、「これから移植を受ける全ての方々のために全額を自治体負担に」との願いで結ばれていました。

1通の手紙から吉田議員は、女性と連携しながら準備を進め、昨年9月定例議会で、ワクチンの再接種に掛かる費用について年齢制限を設けず助成するよう要望。これを機に市は検討に乗りだし、今年度からの実施につながりました。

吉田議員は、「今後も庶民の味方である公明議員として、“一人の声”に寄り添い続けていきたい」と決意を新たにしていました。

(2020/9/7公明新聞より)

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