独自の育児応援金給付 “10万円”対象外の新生児(鹿児島市)

国の特別定額給付金の対象から外れた新生児の子育てを支援するため、鹿児島市は現在、独自に「育児応援金」の給付を行っています。

これは、“一律10万円”の特別定額給付金の基準日(4月27日)の翌日以降に生まれた子どもにも、これと同額の10万円を給付する取り組みです。給付を受けられるのは、4月27日時点から同市内に住んでおり、同28日から来年4月1日までの期間に市内で出産した人で、約5000人が対象となる見込みです。

市は10月中旬から、8月末までに出産した対象者への案内をスタート。今後も順次、出産の翌々月を目安に、申請書を個別送付する計画です。

公明党鹿児島市議団(崎元博典団長)は7月、コロナ禍に対応するための緊急要望書を市に提出。その中で、国の給付金の対象から外れた新生児に対する独自の給付金を創設するよう提案していました。

(2020/11/12公明新聞より)

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