災害用備品として、公明市議が乳児用液体ミルク導入を推進 (佐賀県・小城市)
佐賀県小城市は今年6月、県内で初めて乳児用液体ミルクを災害用備蓄品として市内4カ所の自主避難所に導入しました。推進してきた市議会公明党の西正博議員はこのほど、頻発する風水害を受け、自主避難所の一つである牛津公民館を訪れ、保管状況について関係者と意見交換しました。
各自主避難所に保管された液体ミルク1箱(240ミリリットル入り24缶)の賞味期限は1年間。市防災対策課は、「今夏には小城市も豪雨被害に遭ったばかり。全国的にも台風被害が発生し、乳児の命を守る液体ミルクの必要性は高まっている」と指摘。
乳児用液体ミルクについては、西市議が今年3月の定例議会で、常温保存ができ、災害時に水や電気がなくても使用できることから「備蓄品として導入すべきだ」と提案。市側も導入に向けて検討していく考えを示していました。
(2019/10/26公明新聞より)