企業版ふるさと納税活用し、サガン鳥栖ホームスタジアムを改修(佐賀県鳥栖市)
佐賀県鳥栖市では、地方創生を応援する企業の寄付金「企業版ふるさと納税」を活用した、サッカーJ1・サガン鳥栖のホームスタジアム「駅前不動産スタジアム」の改修工事が今年6月に終わり、市民やサポーターから喜ばれています。
同事業を推進してきた市議会公明党の飛松妙子議員はこのほど、同スタジアムの改修箇所を視察し、市の担当者と意見を交わしました。
市が1996年に建設した同スタジアムは、完成から20年以上が経過し、塗装の劣化とともに、さびなどが目立ち始めていました。
そこで2017年12月から、サガン鳥栖のスポンサー企業(当時)による企業版ふるさと納税を使った全面塗装を実施。鉄骨部をチームカラーである“サガンブルー”と“サガンピンク”に塗り直し、外壁は白色に統一しました。
企業版ふるさと納税の活用については、飛松議員が17年3月の定例議会で、自治体の申請のうち地方創生につながると国が認めた事業が対象となることから、「アイデアを競い合うことで、鳥栖市にとってもよりよい取り組みが生まれる。地域の活性化につなげるためにも市として一日も早く活用すべきだ」と訴えていました。
(2019╱11╱25公明新聞より)