市内小学校で九十九島の自然に関する体験学習開始 公明市議が提案(長崎県佐世保市)

長崎県佐世保市は今年度から、全小学校4年生の2学期(9~12月)の授業で、九十九島の自然に関する体験学習を行っています。これは児童たちが市内の沿岸部で、生き物などに関する特別授業を受けるほか、日帰りで遊覧船に乗り、ふるさとの海や島々を眺めるなど、自然の豊かさや魅力を学ぶものです。

同事業を議会質問を通じて推進してきた公明党の大塚克史、佐藤文子両市議はこのほど、体験学習を見学しました。

この日、子どもたちは、沿岸部で九十九島に関する最新の自然情報や資料が展示されている「ビジターセンター」を訪問し、同センターのスタッフによる特別授業を受けました。

島々では市花に指定されているカノコユリなど珍しい植物が見られ、海ではカブトガニや深海魚のリュウグウノツカイ、マッコウクジラやイルカなどの生き物に出合えるといった話に子どもたちは興味津々。「カブトガニのオスとメスはどちらの甲羅が大きいかな?」といったクイズも行われました。

また自然を守っていくため、「ごみを山や海に捨てないことを気をつけてほしい」とのスタッフの呼び掛けに、子どもたちは元気に応じていました。

(2019/10/26公明新聞より)

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