「いのちを支える計画」部署横断で自殺対策 公明市議が後押し(福岡県大野城市)
福岡県大野城市は現在、総合的な自殺対策として「大野城市いのちを支える自殺対策計画」を策定しています。このほど開かれた「健康・食育フェスティバル」では計画の一環として、心の健康状態などをチェックできるコーナーを設置し、多くの市民が来場しました。
この計画は、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して策定。国の自殺対策の方針に沿った五つの基本施策のほか、無職者や高齢者などの自殺対策に特化した三つの重点施策で構成されています。
同計画の特徴は、医療や福祉、教育など各部署の担当者が横断して集う会議などを設けることで、市として総合的な自殺対策を実行できる点です。ほかにも、医師会や大学などの関係団体と協力して課題解決をめざす推進協議会を設置しており、幅広い連携体制を構築しています。
市議会公明党の井上正則、大塚みどり、河村康之、神田徳良の各議員は、市民相談などをきっかけに一貫して自殺対策に取り組んできました。2013年12月の定例議会で井上議員がゲートキーパーの養成を主張したほか、17年6月の定例議会で大塚議員が自殺予防について質問するなど、同計画の策定を強く後押ししてきました。
(2019╱11╱20公明新聞より)