平和公園利用しやすく 祈念像そばに屋根とベンチを新設(長崎市)
長崎市松山町の平和公園にある「平和祈念像」のそばに、見学者らの休憩や雨よけのための屋根やベンチが新設され、9日から供用開始となりました。同事業を推進してきた公明党市議団(久八寸志団長)は同日、原爆資料館館長と共に現地を視察しました。
今回新設されたのは幅10メートル、奥行き2・5メートルの屋根とベンチ。被爆遺構などを巡回するボランティアガイドらから「雷雨の日に、見学者と避難する場所が近くにない」と相談を受けた党市議団が、市に粘り強く働き掛け実現に至りました。
この日、同公園内で原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれたこともあり、暑さをしのごうと多くの人が屋根を利用していました。
市議団の一行は「公園の快適な環境づくり、平和活動に携わる人の困り事の解決などに今後も力を尽くしていきたい」語っていました。
(2020/8/14公明新聞より)