高齢者のごみ出し支援 社協とボランティアが協力(福岡県・八女市)

 福岡県八女市は4月から、可燃ごみを自宅から最寄りのごみステーションまで運ぶことが困難な高齢者や障がい者の代わりに、無料でごみ出しを行う支援事業を開始しています。

 同市から委託を受けた市社会福祉協議会(社協)が、20代~70代のボランティアスタッフと協力し、週2回のごみ出しを代行。また社協は、「やめ社協だより」でもごみ出し支援の取り組みを掲載するなど、市民への周知徹底を図っています。

 中山間地域に住む高齢者はこれまで、自宅からごみステーションまで往復約30分かけてごみ出しを行っており、支援を求める声が上がっていました。

 こうした状況を知った公明党の三角真弓市議は昨年12月の定例議会で、中山間地域におけるごみ出しの窮状を説明し、早期に対策を取るよう要望していました。
(2021/6/21公明新聞より)

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