保護者の集金負担減へ 給食費を口座引き落としに(鹿児島・いちき串木野市)

 鹿児島県いちき串木野市は今年度から、旧串木野市地域の公立小中学校や幼稚園で、指定の金融機関での口座引き落としによる給食費の徴収を始めています(小学校6校と中学校4校、幼稚園1園が対象)。

 同地域では昨年度まで、保護者らが給食費を集め、代表して納める仕組みになっていました。集金を担当する人にとっては、集めた高額の給食費を管理することになるほか、滞納者への対応も必要となるため、負担が軽減できるよう、制度の改善を求める声が上がっていました。

 制度の改善を受け、保護者らからは、喜びの声が上がっています。これまでに2年間、給食費の集金に携わったことがあるという保護者は、「保護者にとっては負担が減る。皆さん助かると思う」と語っています。

 給食費の徴収については昨年12月、公明党の江口祥子市議が議会で取り上げ、制度の改善を求めていました。

(2021/06/03公明新聞より)

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