産後ケア事業が好評 通所型と宿泊型で母子支援(長崎県諫早市)

長崎県諫早市は今年4月から、出産後の母子の心身のケアや育児相談などを行う産後ケア事業を開始し、利用者から喜ばれています。

同事業を強力に推進してきた市議会公明党の山口喜久雄、津田清、湯田清美の各議員はこのほど、市担当者から利用状況のなどの説明を受けました。

産後ケアの利用対象は市内在住で、心身の不調や育児不安があったり、家族からの支援が十分に受けられない出産後1年未満の母と子。日帰り型と宿泊型の2種類で、市指定の医療機関で育児不安や授乳などに関するサポートが受けられます。個人負担分以外の事業費は、国と市が助成するため、利用料は日帰り型が1回につき650円。宿泊型が1日につき2000円で、生活保護世帯は無料です。

市健康福祉センターには「育児の悩みの解消や気分転換につながった」といった声が寄せられており、今後、各病院や助産師、保健師らと連携を強化し支援を一層充実させる方針です。

産後ケア事業については、市議会公明党が導入を一貫して主張。中でも、湯田議員が産後間もない母親の心身かつ経済的負担の軽減や、産後うつなどの病、虐待の予防・早期対応の観点から2017年以降の議会質問などを通じ事業の早期実施を訴えていました。

(2020/9/2公明新聞より)

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