防災グッズを展示 非常用持ち出し袋の参考に(福岡県・糸田町)

 災害時に備えて、自宅に置いておく非常用持ち出し袋に入れる防災グッズの参考にしてもらおうと福岡県糸田町は現在、町役場など4カ所に防災グッズを展示しています。町民の防災意識を高めるのが目的です。

 主なグッズとして、懐中電灯やタオル、スリッパ、携帯用トイレなど計25点を例示。その上で、服用する薬など、人によって必要なものが異なるため、「自分専用の非常用持ち出し袋を用意して」と呼び掛けています。

 展示場所は町役場のほか、町の町民会館、保健センター、文化会館の4カ所。町防災管財課によれば、6月に展示を始めて以来、「どこで買えるのか」との問い合わせもあり、一定の効果があるとしています。

 公明党の小嶋康子町議は2016年6月や20年9月の定例会で、町民の防災意識を高めるため、防災グッズの展示などでアピールするよう求めていました。

(2021/11/20公明新聞より)

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