博多駅前に地下駐輪場の開設で自転車の路上放置が激減 歩行空間にもゆとり(福岡市)
福岡市では今年9月、博多駅周辺の放置自転車対策として、「市営博多駅筑紫口駐輪場」と「Pat都ホテル博多駐輪場」がオープンし、利用者から好評を得ています。両駐輪場の開設により、もともと路上にあった駐輪場が撤去され、ゆとりある歩行空間が生まれました。公明党福岡市議団(団長=黒子秀勇樹市議)はこのほど、現地を視察し、市の担当者から話を聞きました。
もともと同駅筑紫口の駐輪場は路上にあり、歩道の脇に自転車が長い列を作っていました。そのため、自転車が歩行者の通行の妨げになり、放置自転車も増え続けるなど、対策が求められていました。
こうした状況を踏まえ、黒子団長は2010年12月の定例議会で、同駅の放置自転車対策について取り上げるとともに、景観に配慮した街づくりの観点から地下への機械式駐輪場の導入を提案していました。その後も、党市議団は議会質問や予算要望、現地調査を重ね、一貫して同駅前の駐輪場整備に尽力してきました。視察後、黒子団長は「長年の推進で実現できました。今後も、同駅周辺の環境整備に全力で取り組みます」と語っていました。
(2019╱12╱6公明新聞より)