東京パラリンピック事前キャンプ地を視察(福岡県・田川市)

 東京パラリンピックに出場するドイツとベラルーシの車いすフェンシングチームの事前キャンプ地である福岡県田川市は、車いす対応の宿泊施設として低床型トレーラーハウスを導入しています。大会前に公明党の吉岡恭利市議が現地を視察しました。

 チームの練習場である市総合体育館の敷地内に配備されたトレーラーハウスは計15台。両国の選手とコーチ計8人が宿泊する予定です。

 内部はシャワーやトイレ、ベッドを備え、トレーラーハウスの出入り口にはスロープを設けています。

 これまで田川市には、チームの人数を受け入れられるほど、バリアフリーが施された宿泊施設がありませんでした。市によれば、大会後もスポーツチームの合宿所として運用したり、災害時の避難所として活用したりする予定とのことです。

 吉岡市議は「感染対策をしっかり取りながら、選手たちには万全の状態で大会に臨んでもらいたい」と話していました。

(2021/8/14公明新聞より)

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