議場の発言を字幕表示 市議会に文字通訳アプリ導入(宮崎県・日向市)
宮崎県日向市は、6月定例会から、議員や市執行部の発言を瞬時に変換して字幕表示する文字通訳アプリを導入し、聴覚障がい者などにも傍聴しやすい環境づくりに努めています。
議会改革特別委員会の一員として、市民参加や広報の充実に取り組んできた公明党の三樹喜久代市議が市議会事務局の担当者から説明を受け、意見交換しました。
同事務局によると、文字通訳アプリの導入は県内の議会では初めて。議場正面の大型スクリーンに、ふりがな付きで映し出すほか、インターネットのライブ中継でも同様に表示しており、担当者は「耳の不自由な方だけでなく、全市民に議会をもっと身近に感じてもらえれば」と期待を込めています。
三樹市議は、「引き続き、コロナ禍で議場に足を運びづらい方々にとっても、分かりやすい議会になるよう事務局とも力を合わせていきたい」と語っています。
(2021/7/15公明新聞より)