貸切観光バスにリフト付き車両(鹿児島市)

鹿児島市は今年度、市交通局の貸切観光バスに、車いすのまま乗り降りできるリフト付きの車両(座席数45)を1台導入しました。車いす2台を乗せることができます。

同市では、5台の貸切観光バスを運用しており、主に、学校の遠足や野外学習のほか、スポーツクラブなどで利用されています。これまで、車いすに対応した車両は用意されておらず、障がい者や高齢者が利用しづらい状態でした。

公明党の松尾誠市議は、議会質問で公共交通車両のバリアフリー化を取り上げ、リフト付きのバスの導入を求めてきました。実際に車いすを使ってバスに乗車し、利便性や安全性を確認した松尾市議は、「必要な人に知ってもらえるよう周知を進める」と語りました。

(2020/6/10公明新聞より)

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