観光や高齢者の足に 低速電気自動車の課題探る(宮崎市)
宮崎市は先ごろ、中心市街地の回遊性向上をめざし、時速20キロ未満で走行する電気自動車「グリーンスローモビリティ」(グリスロ)の試験走行を行いました。公明党宮崎市議団(島田健一団長)の島田、谷口真理子、上田武広、上野悦男、吉田正樹、太場祥子の各議員は同電気自動車に試乗するとともに、実用化への課題を探りました。
グリスロは温室効果ガスの削減や高齢者、観光客の交通手段として期待されているものです。試験走行では、宮崎駅周辺の市街地を17日間周回しました。市まちなか活性化室によりますと、延べ5901人が利用し、好評だったということです。今後、導入に向けた運賃設定を協議していきたい考えです。
グリスロの試験走行については、党市議団が議会質問などを通じて「高齢者の移動手段を確保するため、公共交通機関を充実すべきだ」と訴えていました。
島田団長は「本格導入を後押ししていく」と語りました。
(2020/2/4公明新聞より)