がん治療に励む市民を支援 ウィッグなど購入費助成(佐賀県嬉野市)
佐賀県嬉野市はこのほど、がん治療に励む市民のアピアランス(外見)ケアを支援するため、医療用ウィッグ(かつら)と胸部補正具の購入費の助成を開始しました。
今年4月1日以降に購入したウィッグなどにかかった費用(上限2万円)を市が補助する内容。申請回数に制限はなく、対象の医療用品を購入すれば、何度でも請求できます。
申請には、購入品の領収書の写しや病名の分かる診断書が必要となります。提出書類は申請書と請求書が1枚になっており、市民福祉部の陣内清部長は「がん患者の負担を減らすため、申請による手続きを最小限にした」と語っています。
公明党の梶原睦也市議はがん治療の副作用による脱毛などで、ひきこもりがちにならないようにするため2016年12月の定例会でウィッグの助成制度の導入を提案していました。
(2020/5/22公明新聞より)