赤羽国交相ら福岡・佐賀の被災地調査 流域治水対策に総力

 赤羽一嘉国土交通相(公明党)は8月26日、記録的な大雨で一級河川六角川が氾濫した佐賀県武雄市を訪れ、被災状況を調査するとともに、山口祥義知事や被災市町の首長らから要望を受けました。公明党の河野義博参院議員、吉田久美子党女性局次長のほか、中本正一、木村雄一の両県議、松尾陽輔市議が同行しました。

 赤羽国交相は、同市朝日町にある高橋排水機場周辺の浸水現場などを視察。各地の被害状況について、武雄市や大町町など6市町長から「2019年8月の九州北部豪雨の被災地とほぼ同じ地域で今回も浸水被害が発生した」と説明を受けました。

その後、県庁で山口知事と懇談。同知事は「既存の水害対策の抜本的な見直しと、気候変動に対応した復旧・復興を早期に進めてほしい」と訴えました。

 続いて福岡県久留米市を訪れた赤羽国交相は、吉田宣弘衆院議員、浜崎達也、高橋雅成の両県議、久留米市議団らと共にポンプ補強の改良工事を進める古賀坂排水機場を視察。服部誠太郎知事、大久保勉市長から内水氾濫を防ぐ治水対策などの要望を受けました。

 赤羽国交相は流域治水対策について、「県、市町と連携し、政府を挙げて全力で支援していく」と語りました。

(2021/8/27公明新聞より)

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